松本市でブレーカーが落ちる原因を漏電調査!コンセントの不具合を発見し修理した事例 | 松本電気工事店
2026年08月27日更新

「ブレーカーを上げてもすぐ落ちる!」松本市のご自宅で漏電調査を行い、原因を特定・修理しました
松本電気工事店の松本です。いつもお世話になっております。
今回は松本市内にお住まいのお客様から、「ブレーカーが切れてしまって、上げても上げてもすぐにまた落ちる」という、かなり切羽詰まったご相談をいただきました。
現場に急行し、状況を確認。分電盤を見ると、特定の回路のブレーカーがしっかりと落ちており、お客様が仰る通り、上げてもすぐに「カチャ」と音を立てて落ちてしまいます。これは、一時的な過電流ではなく、どこかで継続的に漏電している可能性が非常に高い、電気工事士にとって最も緊張する状況の一つです。
専用機器を用いた、目に見えない電気の漏れを探す「漏電調査」

ブレーカーがすぐに落ちる場合、無理に上げ続けるのは絶対にやめてください。
見えない場所で、本来電気が通ってはいけない場所へ電気が流れ続けており、経年劣化や予期せぬ不具合が進行している証拠です。最悪の場合、家財や家屋、そして何よりご家族の安心・安全を脅かすような事態に発展しかねません。私たちは、この「見えない電気の漏れ」を探し当てるために、「絶縁抵抗計(メガー)」という専用の機器を使います。
分電盤を前に、まずは全てのブレーカーを切り、家全体の電気を止めます。そして、絶縁抵抗計の測定端子を分電盤内の各回路の配線に当てていきます。この機器は、配線に微弱な電圧をかけ、その時に流れる漏れ電流の量を測定し、配線や電気機器の絶縁状態を数値で教えてくれます。正常な回路であれば、数値は高く表示されます。しかし、漏電している回路に当てると、針が急激に振れ、数値がゼロに近づきます。これが、電気の漏れ、すなわち漏電している場所の特定です。
地道な作業ですが、分電盤から一本ずつ配線を測定していくしかありません。そして、ついに一箇所の回路で、絶縁抵抗計の針が大きく振れました。原因の回路が判明した瞬間です。
原因は、意外な場所にある「コンセント内部の汚れと破損」
特定できた回路は、台所周り。台所は水も油も使うので、電気機器にとっては厳しい環境です。漏電調査を、今度は台所の中の各コンセントや機器へと絞り込みます。一つずつコンセントを壁から取り外し、内部を目視と測定で確認していきます。すると、ある一つのコンセントに不具合が見つかりました。
そのコンセントは、壁の奥の隠れた場所にあり、長年のコンセント内部の汚れや湿気、そしてプラグの破損が複合的に重なっていました。コンセント本体の一部が破損し、本来触れてはいけない配線が、壁の中の金属部分や、付着した汚れを通じて、建物側に電気が漏れていたんです。
これが、ブレーカーを上げてもすぐに落ちてしまう、漏電の直接的な原因でした。お客様にお見せすると、「まさかこんなところが…」と驚かれていました。そうなんです。電気の不具合は、私たちが普段意識しない、見えない場所で進行していることが多いのです。例えば、コンセントの差し込み口にほこりが溜まったり、プラグを無理に抜き差しして破損したり。そうした些細なことが、数年、十数年という時間をかけて、今回のような事態を引き起こすことがあります。
不具合の原因箇所を特定し、新しいコンセントへ交換工事
原因さえ特定できれば、あとはそれを修理するだけです。今回は、コンセント本体と、その表面のコンセントプレートを新しいものに交換する工事を行いました。破損したコンセントは、経年劣化も進んでいたため、部品の一部を交換するだけでは、また同じ不具合が起きる可能性があります。ですので、根本的な解決として、新しい安心・安全なコンセントへと掛け替えました。
交換工事自体は、資格を持った電気工事士であれば難しい作業ではありません。しかし、壁の中の狭いスペースでの作業になるため、配線を傷つけないよう、慎重に、かつ確実に接続を行います。交換完了後、再度分電盤から絶縁抵抗計を使って、今度は漏電が完全に解消されているかを測定します。
針は、しっかりと高い数値を指しました。これで、漏電調査と、それに伴う交換工事は完了です。
全ての作業にかかった時間は、私1名で、漏電調査に約1時間、コンセント交換工事に約30分、合計で約1時間半ほどでした。
電気のトラブルは、原因不明のまま放置するのが一番怖いです。見えない場所で進行する経年劣化や予期せぬ不具合は、家全体の安心を脅かす大きな原因になります。
例えば、そのまま使い続ければ、建物全体の電気系統が故障したり、予期せぬ事態によって家屋を傷つけたり、ご家族の安全が脅かされるようなことにもなりかねません。そうなる前に、異常を感じたらすぐに専門家にご相談ください。
私たち「松本電気工事店」は、松本市を中心に、見えない電気の漏れを探す漏電調査や、古くなったブレーカーの交換工事など、皆様の安心・安全な電気生活を守るためのあらゆる電気工事を承っております。少しでも電気の調子がおかしいと感じたら、お気軽にご連絡ください。現場一筋の経験と、確かな技術で、皆様のお悩みを解決いたします。
<この記事の執筆者>
ホームテック:菊地 孝志
<保有資格>
第一種電気工事、第二種電気工事
ファイナンシャル・プランニング技能士
システムアドミニストレータ
MicrosoftOfficeUserSpecialist、
簿記検定、土木施工管理技士、
管工事施工管理技士、給水装置工事主任技術者、
下水道排水設備工事責任技術者
<専門分野>
家庭用・業務用電気工事全般、
エアコン工事、分電盤工事、
漏電調査・修理
など
<対応工事>
電気工事・エアコン工事・業務用エアコン
分電盤交換・漏電調査・LED変更・アンテナ工事
コンセント増設・スイッチ交換・電気修理など














