松本市でブレーカーが落ちる原因とは?40年以上前の古い分電盤交換と漏電修理の実例を紹介
2026年07月07日更新

【松本市】何度もブレーカーが落ちるトラブルに直面…40年物の古い分電盤を最新に交換して漏電修理を行った施工事例
松本市内のお客さまから「電化製品をそれほど使っていないのに何度もブレーカーが落ちる。分電盤もかなり昔のものなので様子を見てほしい」とご相談をいただきました。
現場で見せていただくと、木製ベース板に黒いブレーカーが並んだ、昭和の古い分電盤でした。お客さまは「落ちてもつまみを上げれば戻るから」と様子を見ていたそうですが、この状態はかなり危険が潜んでいます。
今回は、この古い分電盤を最新型へ交換し、ブレーカーが落ちる原因だった漏電修理を行った様子をご紹介します。
プロの経験が試される、地道な原因特定作業
電気工事で特に時間と経験を要するのが、どこで電気が漏れているかを探し出す調査です。配線のどこかで電気が漏れ続けていれば、新しいブレーカーに変えた途端、今度は一瞬で電気を遮断して家全体が停電してしまうからです。
まずは測定器を使い、電気のルートを一つずつ調べます。松本市は冬場の寒暖差が激しいため、壁の中や屋根裏で結露が発生しやすく、その湿気が配線に悪影響を及ぼしているケースがよくあります。
今回も湿気が溜まりやすい台所の床下近くの配線で異常値を示していました。床下を確認すると、湿気で電線の被覆が傷み、土台部分に接触。これが原因でした。傷んだ配線をカットし、新しい電線に引き直して修繕しました。
「また上げれば使える」という油断に潜む電気火災の恐怖
「ブレーカーが落ちても戻せば使える」と軽く考えてしまう方は少なくありません。でも、これは避けていただきたい、かなり危険な行為なんです。
何度も無理に復旧させて電気を流し続けると、傷んだ部分が熱を持ち、壁の中で火花が散ることがあります。柱やホコリに燃え移ったら最後、天井裏から一気に家全体が燃え広がることもあります。夜間に起こることも多く、逃げ遅れる危険が非常に高い恐ろしい火事につながりかねません。
特に40年以上前の古い分電盤は、安全装置自体が寿命で壊れていて遮断機能が働かないことがあります。電気が漏れっぱなしでも落ちない状態になると、いつ感電するか分かりません。おかしな落ち方をしたら、そのまま様子を見るのは避けたほうが賢明です。
最新の漏電遮断器付き分電盤へ交換する工事

修理完了後、古い分電盤を取り外し、新しい分電盤を固定して漏電遮断器を組み込みます。配線端子のネジを締める作業は、最も手元に集中する瞬間です。緩いと接触不良で火花が散り、逆に締めすぎてもネジ山を潰してしまいます。規定の力加減を意識しつつ、最後は自分の手でしっかりとドライバーを握り、指先から伝わる感覚を頼りに確実な力で締め切ります。ここばかりは妥協せず、丁寧さを心がけています。

すっきりとしたカバーを取り付けて作業は完了です。ホコリや虫が入り込む隙間もないので、洗面所や廊下でも安心してお使いいただけます。
作業時間の目安とご相談について
今回の工事ですが、松本電気工事店の作業員1名で実施した場合、全体の作業時間はだいたい3時間から4時間ほどが目安となります。
どのような状況でも原因を曖昧にせず、その日のうちにお客さまが安心して電気を使える状態にしてお引き渡しします。
「最近よくブレーカーが落ちる」「分電盤を何十年も変えていない」と気づいたら、そのまま様子を見たりせず、早めに街の専門家を呼んでください。
トラブルが大きくなる前に対処することこそが、確実にお家を守る方法です。
松本市エリアで漏電修理や電気工事について気になることがあれば、いつでも松本電気工事店に気軽にお声がけください。
<この記事の執筆者>
ホームテック:菊地 孝志
<保有資格>
第一種電気工事、第二種電気工事
ファイナンシャル・プランニング技能士
システムアドミニストレータ
MicrosoftOfficeUserSpecialist、
簿記検定、土木施工管理技士、
管工事施工管理技士、給水装置工事主任技術者、
下水道排水設備工事責任技術者
<専門分野>
家庭用・業務用電気工事全般、
エアコン工事、分電盤工事、
漏電調査・修理
など
<対応工事>
電気工事・エアコン工事・業務用エアコン
分電盤交換・漏電調査・LED変更・アンテナ工事
コンセント増設・スイッチ交換・電気修理など














